共同アピール運動  〜過労死促進法案に反対する〜

共同アピール運動とは…
現在厚生労働省の労働政策審議会の中の労働条件分科会において審議され、来年にも労働基準法の改正によって立法化されようとしている『自律的労働にふさわしい制度「(「自由度の高い働き方にふさわしい制度」に名称変更)」』(通称『日本版エグゼンプション』)に断固反対する運動です。この新しい制度は、『過労死促進法』とも呼ぶべき恐ろしい法律であり、無制限の長時間労働や残業代を払わない違法残業(サービス残業)を合法化するような、労働時間規制の撤廃を目論むものです。共同アピール運動はこれを阻止するためのキャンペーンです。

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●『長時間労働酷書』    日本労働弁護団 本部編

 日本版エグゼンプション阻止運動の武器として、日本労働弁護団常設のホットラインに寄せられた数多くの相談事例から作成。年齢、性別、職種・業務を問わずあらゆる職場で長時間過密・不払労働が蔓延・拡大している実態を伝え、「もっと働けというのか!」と訴えています。
                  価格 ¥100 日本労働弁護団編集 発行年月日200611

 是非、それぞれの地域の日本版エグゼンプション阻止運動で、本書を活用して下さい。

 注文は、日本労働弁護団 〒101-0062 千代田区神田駿河台3211 総評会館内
        ホームページ http://homepage1.nifty.com/rouben/top.htm
             10冊以上で送料無料。

 

●『窒息するオフィス―仕事に脅迫されるアメリカ人―
                          ジル・A・フレイザー著 森岡孝二監訳

 バブル経済の崩壊で日本経済が「失われた10年」に突入した1990年代。グローバリゼーション、株価至上主義を推し進め、空前の好景気にわきたっていたアメリカ。しかし、エグゼンプションが合法化されたことで、働く者たちは仕事に生き、仕事に追われ、仕事に押し潰されていた―。

本書は「ホワイトカラー搾取工場」と化したアメリカの職場の実態を生々しく描いていた、まさに衝撃のレポートです。ここで描き出された「ホワイトカラー搾取工場」の姿は、エグゼンプション導入後の日本の姿かもしれません。
            価格 ¥2300+税 岩波書店 発行年月日 2003528

 

●『働きすぎの時代』   森岡孝二著

「窒息するオフィス―仕事に脅迫されるアメリカ人―」の監訳者が、日本でも着実に進むグローバル化、株式至上主義の中で、アメリカ同様に二極化、長時間労働が蔓延し、仕事に押し潰されていく現状を分析しています。

著者は、日本版エグゼンプションについて「この制度が導入されれば、ホワイトカラー労働者については法定労働時間が守るべき基準としては意味をなさないことになり、使用者は残業手当の支払い義務を免除されることになる。そうなれば、他に特別な措置がとられない限り、これまでの残業手当がなくなる分だけ賃金は少なくなり、今でさえ長い労働時間はさらに長くなるであろう」(120121ページ)と述べています。
        価格 ¥780+税 岩波新書 発行年月日 2005819

 

●『過労自殺と企業の責任』    川人博著

 過労死弁護団全国連絡会議幹事長を務める川人博弁護士の著作です。年間の自殺者が3万人を超える異常な事態が続く中、数多くの過労自殺の弁護体験から、具体的な事例をもとに、働きやすい職場と企業の責任、自殺予防と労災補償のあり方を考える1冊です。
          価格 ¥1600+税 旬報社 発行年月日 2006810

 

●『働くということ―グローバル化と労働の新しい意味―
                              ロナルド・ドーア著 石塚雅彦訳

21世紀の初頭には、私たちは週15時間働けばすむようになる」というケインズの予言とは逆に世界的に長時間化が進むホワイトカラー労働者の労働時間。グローバル化により進行する国内外での所得格差―
 日本研究の第一人者として著名なイギリス人研究者が描き出す日本と世界の現実です。
 「自由度の高い働き方」などないことを改めて実感させてくれる1冊です。
          価格 ¥700+税 中公新書 発行年月日 2005425



『労働ダンピング―雇用多様化の果てに』 中野麻美著

 呼びかけ人のひとりである中野麻美弁護士の著書です。
 経済界の日本版エグゼンプション導入の要望は、それのみが単体で登場したわけではなく、大きな規制緩和の中ででてきたもの。本書は、規制緩和によって、まさに労働条件が買い叩かれる―ダンピングされる―現状を綴っています。非正規雇用の問題を中心に展開していますが、同時に正社員の働き方も問題にし、日本版エグゼンプションについても「報告書」をもとに解説をしています。 著者ならでは豊富な事例との視点で、現代の雇用問題を鋭くえぐり、解決の処方箋を示しています。
          価格 ¥780+税 岩波新書 発行年月 2006年10月20日



●『非常識な労働時間』
〜“サービス残業”自由化ねらう政府、財界

                             労働総研労働時間問題研究部会編

週50時間以上も働く労働者の割合が28%と、日本人の労働時間は世界で最も長い。これまでの日本の労働時間短縮闘争の歴史と現状を検証し、その到達点・意義を明らかにするとともに、今後の課題を展望する。
            税込価格 \1,500 (本体 : \1,429) 学習の友社  発行年月 2006年9月

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