11月28日、秋葉原の街にいつもの「メイド」とは違う「姉メイド」、「ママメイド」などなど、異様な風体の集団が駅頭で「過労死促進法反対!」「日本版エグゼンプション反対!」を訴えた。その一人として私もパフォーマンスに参加した。始めは「似合っている」といわれても恥ずかしさはあったが、チラシを配布し、チラシを手にした女性や若者と、「こんなひどい法律が作られようとしている」と話しているうちに、恥ずかしさは遠のいた。紙芝居が始まり、人の輪ができたとき、一人でも多くの人たちに一緒に考え、ともにできる行動を呼びかけねばと思った。
12月5日の野音での集会は、人の波でいっぱいにすることはできなかった。しかし、参加団体、そして参加者一人ひとりの熱い想いは感じられた。我がなのはなユニオンからも、遠い東京の集会に点検もしなかったのに5人が参加した。仕事が終わって2時間かけて参加した仲間、集会のアピール文をユニオンニュースに載せてくれと言った仲間…。寒い中、気合が入っていた。
「連合、全労連、全労協」の三者団体が仕組んだ集会なのかとマスコミ関係者から聞かれた。全ての労働者にとって明日からの働き方を左右する、ワーク・ライフ・バランスと逆行する非人間的働き方を当り前とする、今まで勝ち取ってきた労働時間制を崩壊させるなど大問題なので、共闘し大闘争を組まねばと願っている。しかし、そうならないからといって、誰かがやってくれないといってすむ問題ではない。気がついた団体・個人がいろんな取り組みを工夫し発信するしかない。一人ひとりの想いがつながれば、手作りの温かいユニークな元気な取り組みとなる。
さらに取り組みの輪を広げねば。まだまだ労働者自身が「日本版エグゼンプションって何だろう」「自分と関係ない」と思っている。残業しても残業代が支払われないことが当然となることの異常さを、週60時間以上「過労死時間」働いている20代、30代に、低賃金ゆえに長時間働かざるをえない非正規労働者に、強く、広く、呼びかけないと。