《特別決議》
 過労死促進法(日本版エグゼンプション)の制定に反対し、
人らしく生きるための労働契約法の制定をめざす決議
政府・財界は、いま「自立的労働」、「自由な働き方」にふさわしい制度が必要などと言い、労働時間規制(1日8H、1週40H)を撤廃し、働く者の最低限の権利を奪おうとしています。
 「日本版エグゼンプション」と言われるこの制度は、米国のホワイトカラーに適用されてきた時間外労働適用除外のシステムです。 無制限の長時間労働を法律的に可能にする制度です。労働基準法で定められている労働時間規制を撤廃すれば、不払い残業は合法化され、過労死・過労自殺も労働者の「自己責任」にされてしまいます。
 政府は、導入当初は一定年収以上の労働者を対象にすると考えているようですが、この制度が導入された後はとめどなく年収条件が低下され、多数の労働者がその対象になってしまうでしょう。
 さらに政府は、新しい労働契約法の立法化を企てていますが、その内容は《使用者が一方的に作成・変更できる就業規則の改定によって、労働条件の賃金切り下げを可能にする》ようなし代物です。労働契約法は、労使対等かつ労働者の雇用・労働条件を保護するものでなければなりません。政府は、来年1月以降の通常国会に、この労働時間規制撤廃と悪法たる労働契約法を上程しようとしています。
 わが東京管理職ユニオンにおいては、マクドナルドの長時間労働に抗して闘う高野廣志さん、文教堂書店の過重労働を告発した二宮宏充さんをはじめとして、多くの仲間たちが団体交渉・裁判で闘っています。
 長時間過重労働に抗して闘う仲間とともに「日本版エグゼンプション」・「労働者無視の労働契約法」の国会上程を阻止しよう
 来る12月5日には、全国の労働者と総決起して国会・厚労省に押しかけ、日比谷野外音楽堂に総結集しよう
  以上決議する。
 2006年12月2日 東京管理職ユニオン第14回定期大会