特別決議

 

「働きすぎ」を拡大する労働時間規制の緩和・撤廃を阻止しよう!

 労働者の権利を破壊する労働契約法・労働時間法制に反対し、

           人間らしく働くための労働法制を求めます。

 

 労働契約法・労働時間法制の2007年の年明け通常国会への上程が目論まれています。

政府・財界は、今、「自律的労働にふさわしい制度が必要」などと言い、労働時間規制を

撤廃し、働く者の最低限の権利を奪おうとしています。ホワイトカラーエグゼンプション

と呼称されるこの制度(労働基準法の改悪)は、「自律的労働」の名のもと、労働者に対す

る労働時間規制の保護を奪い、無制限の長時間労働を法律的に可能にする制度です。労働

時間規制をなくせば、不払い残業は合法化され、過労死、過労自殺も労働者の「自己責任」

にされてしまいます。

 

 8時間労働制、労働時間規制は、労働者が人間らしく働き、生活し、生きるための最低

限の権利であり、100年を超える長い歴史の中で多くの先達が血と汗を流しながら勝ち

とってきたものです。その撤廃に道を開く労働契約法・労働時間法制など断じて許せません。

過労死の防止や、少子化対策を考えたならば、労働時間の削減こそが必要不可欠なことは

明らかです。

 

厚労省は、労働契約法の立法作業を行なっていますが、その内容は、解雇の金銭解決

ルールの設定、使用者が一方的に作成・変更できる就業規則の改定をもって賃金切下げが

実行できるようにするなど、まったく使用者側にのみメリットがあるといった代物です。

労働契約法は、労使対等且つ、安定した雇用を保証するものでなければなりません。

規制緩和=善のような風潮が蔓延していますが、働く事に関して必要な規制は、人らしく

生きるために不可欠です。

 

 我々は、新自由主義「規制緩和」政策に、労働者の権利を守る社会的規制の強化を対置

し、若者が将来に希望の持てる、誰もが安心して人間らしく働ける21世紀の社会の実現

を目指して闘うことを誓い、労働時間規制緩和・撤廃反対! 労働者の権利を破壊する

労働契約法・労働時間法制に反対し、人間らしく働くための労働法制を求めることを決議

する。

 

 

 

                     2006年11月15日

                     連合秋田大館地域協議会第9回委員会